バーレーンGP決勝  ニックが! 俺のニックが!

アロンソオーバーテイクしたよ!


というわけで、■先生の大激走⇒リタイヤと併せて、個人的には大満足のGPでした。
不満は……マッサが優勝したことくらい?
しかし、その所為もあって、3戦終わって3人が22ポイントで同点首位という接戦ぶりで、
今後が楽しみなところでもあります。


レースの方は、スタートでアロンソライコネンの前を押さえたものの、
その後ペースが上がらずマッサ、ハミルトンとは少しずつ差が開く事に。
逆にアロンソに蓋をされたライコネンは優勝の目を潰され、
今レースの目的をアロンソの前でゴールをする事に変更する事を余儀なくされた模様。
1回目のピットインではマクラーレン2台が先にピットイン。
ライコネンはすぐ後ろを走っていたハイドフェルトと同時ピット。
このピット作業で、アロンソライコネンハイドフェルトの間に。
今年のBMWフェラーリマクラーレンに不調があれば十分に食えるマシン。
アロンソに挑みかかるハイドフェルト。地上波のテロップには
「四天王に挑戦状!BMWハイドフェルド!」の文字が。
ウホッ!良いニック。抜けないか?
注・Heidfeldはドイツ語読みでハイドフェルト。最後のdが濁らない。
今回はアロンソと絡んだおかげで映像に映りまくるわ、
車載カメラまで映るわで、多分ニックファン大喜び。
しばらくアロンソの後ろから様子を伺って、31周目(30周目かも)、
コーナーでアロンソの外側から並び、立ち上がりの勝負で前に!
俺、大興奮。野田社長マリオ・タイセン博士も大喜び。
結局、ハイドフェルトはこの順位を維持し、3戦連続の4位フィニッシュ。
ようやく完走を果たしたクビサも6位に入り、BMWはWポイントを獲得。


この頃までに、なんだか良くわからない速さで21位スタートからなんと7位まで
順位を上げていた我らが■先生、よもや今期初ポイント獲得ですかな?
と期待させられたものの、ドライブシャフトの破損でまろやかにリタイヤ。
そのちょっと前にタクちゃんもエンジンから白いのをピュッピュッと漏らしながらリタイヤ。
レッドブル、少しずつではあるけれども速さを発揮しだしている……と信じたいところ。
その後、ウェバーとデビッドソンもリタイヤで、レッドブルとアグリは全滅。
(デビッドソンは51周で完走扱い)


結局、6位までをフェラ・マク・BMWが占め、7位にトヨタトゥルーリ
8位ルノーフィジケラという結果に。
フィジケラは3戦連続のポイント獲得。トゥルーリも2戦連続入賞。
微妙な仕事振りがネタにされやすい二人ですが、今年は
今の所、最大限の仕事をしていると評価しても良いのかもしれません。
トヨタは絶望的だった冬のテストから見ると、良く頑張っていると思います。
ルノーは前年度チャンピオンチームという事を考えれば、
「最低限の結果」なのかもしれませんが……


次戦は1ヶ月ほど間を空けて、いよいよヨーロッパラウンドの開幕。
フェラーリマクラーレンの2強状態は変わらないと思いますが、
BMWがどこまで食いついていけるか、逆に追いかけてくるだろう
ルノーに尻尾を掴まれずにいられるかが注目点になりそうです。
ホンダは………………当分無理じゃ……