ストライクウィッチーズ 第4話&第5話

4話の主役はゲルトルートさん。
今回、ついにロッテ、シュヴァルムといった言葉が出てきました。
まあ出てきただけでしたが。


5話はシャーロットさんのお話し。
オリジナルであるところのチャック・イェーガーといえば、
初めて水平音速飛行を実現した人なわけで、やはり彼女のエピソードはそれに沿ったネタに。
ちなみにボンネビルは実在する土地で、現在でも最高速を競う競技が行われています。
で、まあなんかいきなり音速突破しちゃったわけなんですが、
P-51Dで突破出来ちゃって良いんですかね。
こういった事はこの作品にとって非常に悩ましい問題だと思います。
前提として、物語が最優先されることは間違っておらず、
一部オタが喜ぶような設定だの薀蓄だのは後で本にして小銭を儲ければいいのですが、
しかし、特に5話に関しては、極端な言い方をすれば、
些細なドラマのために良質の設定を破壊しているような気がするわけです。
まあ、気合と根性と愛とで不可能を可能にする世界の物語に、あまりそういった
突っ込みも無粋だとは思うのですが、逆にそんな世界だからこそ、
不可能を可能にする奇跡の使いどころは慎重になってもらいたいと思うのでした。