二ノ瀬泰徳『魔女の騎士(ヘクセン=リッター)』

このタイトルから人(オタ)は一体どんな内容を想像するだろうか。
魔女の騎士!
魔女の騎士!!
魔女の騎士!!!
……どっかの「ハグハグ」とか「あなたは私を好きにな〜る」とかほざかれる、
主に頭のあたりが不自由そうな少女に惚れちゃった記憶が虫食いだらけの男とかでは無く。
魔女の騎士!


……どんな前フリしたところで、REDにまともな漫画があるわけねーよ。
つーわけで、アレです。いろいろと、アレだったりナニだったり。
つーか主人公はアレなんですけどナニがついてたり。
みさくらなわけじゃなくて、アレな格好してる(させられてる)男の子なんで、
ナニがついてるのは当然なんですけどね。
ほにゃあああ、そんなのらめぇぇ。
(RED)紳士は淑女(の格好をした少年)がお好き。
いえ、別に僕は女装少年が好きなわけじゃないですよ。
ノイシュヴァンシュタイン桜子ちゃんは大好きですけど。


え〜、さんざん馬鹿な事言っておいてなんですが、
主人公が総受け体質の女装少年という事を除けば、物語そのものはかなりベーシックと言える
内容になっており、それほど変わった(おかしな)読後感では無いです。
逆に言えば、この主人公じゃなければ歯牙にもかけられずに消えていたかもしれない、
と言えないことも無いのですが……いや、二ノ瀬の毒はそんなに甘くない。
絵柄は(今のところ)気持ち癖のある、どちらかというと泥臭さの残るものですが、
一話から五話(最新)の間でも変化が十分見られる為、今後更に変わっていく可能性は
ありそうです。
まあ、読者の多くは、何処にでもありそうな流行絵柄なんてものを
二ノ瀬先生に全く望んでないと思われますが。



……次のいちご、七瀬葵かぁ。
誰が望んでるんだ?
キミが望(ry