バットーーーーーーン!

というわけで、ライコネンのクラッシュによる
セーフティーカー導入、そしてウェットからドライへの
天候の変化と、荒れに荒れたハンガリーGP決勝、
アロンソ、ミハエルとチャンピオンシップを争う二人がリタイヤする中、
バトンが自身初、ホンダにとっても久しぶりの優勝をもたらしました。
もしかしたら、が、もしかしてしまいましたが、
優勝したのが3位スタートのバリチェロじゃないのはご愛嬌。
つーか、バリチェロらしいよね。最近調子良かったのにね。
またナンバー2生活か?
優勝はレースが荒れた結果であるのは間違いないものの、
マシンそのものもかなり速くなってきているのも事実。
終盤戦台風の目になるのを期待したいところ。
とにかくおめでとう、バトン。
ポディウムの頂点で君が代をありがとう。
……まー君が代自体は2年前のアメリカでも流れてた気もするけど。


ニック・ハイドフェルトは終盤、顎様をぶち抜いて今期初の3位表彰台をゲット。
ドライタイヤへの交換は正しい判断だったようです。
逆に、ミハエルはタイヤ交換をしていれば、最悪でも4位、5ポイントは稼げた
はずでしたが……まあこのあたりは結果論なので、言っても仕方無い事ではあります。
同じBMWのチームメイト、ジャックの代役でデビューとなったクビカ
(フジ地上波での表記はクビサ。とりあえず、以降はこれを使用)は、
なんと本当にデビュー戦でポイントゲット。
スピンを喫する場面もあったものの、フェラーリ・マッサをオーバーテイクするなど、
実力の片鱗を見せてくれました。
トルコGP、ジャック帰ってこれるのかな……


SA06投入したはずのスーパーアグリは佐藤さんが14位完走。
最終的に走っていた車は12台しかないのに14位とはこれ如何に?
左近はまたもや0周リタイヤ。
結果だけ見るとIDEより酷いが、他人に迷惑かけてないだけIDEよりマシか?
なんにせよ、やばいぞ左近。頑張れ、凄く頑張れ。


そして、最後に荒れたレースといえばこの人。
我らがヒーロー、デビッド・クルサード先生。

「正直言って、ぼくのクルマはかなり惨めな状態だ。
第1コーナーでクビカと一緒になって、エンドプレートの横が取れてしまった。
その後、(ミハエル)シューマッハがスピンしたときに、クルマの側面が少し壊れた。
シケインではルーベンスバリチェロ)がタイヤをぶつけて来て、
トゥルーリがぼくのインに入って来てぶつかりそうになった。

という状態ながら、全く目立つ事なく5位、4ポイントを獲得しました。
僕たちはそんな先生を愛してる。