K-1GP(昨日の話)

93〜94年頃にK-1を知った俺にとって、
最もその強さが印象に残っているファイターといえば、
未だにピーター・アーツだったりします。
昨日のK-1GP、そのアーツが魅せてくれました。
リザーブファイト、圧勝としか言いようのない試合内容で武蔵を葬り、
負傷で準決勝に進めなかったボンヤスキー(+レコ)の代わりに準決勝に進出。
その準決勝では、第1ラウンド、クラウベ・フェイトーザの
ブラジリアン・ハイキックをガードし損ねてぐらつくものの、
第2ラウンド、開始から強力なプレッシャーでフェイトーザに
全く試合をさせず、そのままK.O.勝ち。
そして決勝戦、巨人シュルトを相手に果敢に挑み続け、
結果は判定負けとなるものの、ピーター・アーツは未だに
健在である、というところを見せてくれました。


準決勝でアーツに敗れたフェイトーザも、
その前のルスラン・カラエフ戦では、やはり
ブラジリアン・ハイキックの一閃でカラエフをK.O.
素晴らしい切れ味をみせてくれていました。


また、初の準々決勝進出となったハリッド・"ディ・ファウスト"は、
延長の末敗れたものの、アーネスト・ホースト相手に
延長ラウンドまでてこずらせた事そのものが、実力の証と言えそうです。


といったところで、去年から引き続き、負傷の為、勝者が準決勝に
駒を進める事が出来なかったといった問題はあったものの、
昨日のK-1は満足出来る試合が多かったです。