おい、マクドナルド本厚木店で○ツ毛バーガー買って来い。

というわけで、Mixi絡みでとても面白い事になっていたようですが、
完全に乗り遅れた為、悔しい限りです。
一応説明しておくと、マクドナルド本厚木店というのは、
自身のMixi上で店に来たモー娘オタを「き・も・い・ぞ☆wwww」と
罵った店員が勤務する店であり、
ケ○毛バーガーは、先週末のMixi株大暴落の原因と言われる
事件の通称のようなものです。○ツ毛バーガー事件といった方がいいのかな?
マックの方はこちらがまとめサイト
http://news.80.kg/index.php?%A5%DE%A5%C3%A5%AF%CB%DC%A1%FB%CC%DA%C5%B9%A4%CE%C5%B9%B0%F7%A4%AC%B5%D2%A4%CE%B0%AD%B8%FD%A4%F2mixi%A4%C7%CB%BD%CF%AA


で、少し前にも書いたとおり、僕は「失敗した同人誌即売会の主催者らしき人の日記が見たかった」
というだけの理由で、友人にMixiに招待してもらいました。
その後、数日覗いただけで入る事もなくなり、もはやパスワードも忘れてしまいましたが。
念の為書き添えて置きますが、その友人とは10年以上の付き合いがあるからこそ、
上記のようなくだらない理由でも招待してくれたわけですが、
ともかくこれだけの事で、600万人(いるらしい)というMixi会員のうち、
フレンド制限等をしていない会員のサイトを見ることが出来るようになるわけです。
下手な自分の言葉を使わなくても、日経netで高木浩光氏がSNSをどう評価しているかという
質問に対し、こう答えています。

 SNSアーキテクチャー上の特徴は、招待制であることと、閲覧者を友人だけに制限できることだろう。その結果として、GoogleYahoo!などの外部の検索サイトで検索しても、SNS内の記述は見つからないようになっている。そのためユーザーは、SNSをプライベートな空間だと思い込むことがある。口頭で会話するのと同じ感覚で、自由気ままに書くことが魅力の一つになっているのかもしれない。


 ブログの場合は、公開の場であるがゆえに、不用意なことを書くとたくさんの批判が集中して「炎上」することがある。それに比べてSNSは安心してしまう面がある。しかし、SNSサービスの会員数が増え数百万人にも達すると、そのSNSサービスはもはや事実上「招待制」ではなくなっている。検索サイトにこそ見つからないものの、誰かに見つけられて外部サイトで紹介されたら、ほとんど誰でも見ることができて、「炎上」することもある。実際、商標問題で揺れた大手音楽会社社長がSNSで不用意なことを書いたのが発見され、「炎上」したことがあった。


 そうした事態を避けようと、閲覧者を友人に限定する設定をすると、今度は新しい「友人」ができにくくなる。リアル社会での友人だけに閲覧を制限するなら、レンタルイントラネットサービスやメーリングリストなどの旧来からのサービスとあまり違わない。プライベートな空間である前提を維持しつつ、新しい出会いを求めるということは両立しにくい。


 教育目的で小学生にSNSを使わせようとか、地域SNSに期待するといったアイデアが出ているが、SNSの特性を正しく認識して使わないと、思わぬトラブルとなりかねない。ブログのように公開された場で書くことを先に学んだ人であれば、SNSも使いこなせるだろうが、安心だからという理由でSNSから先に始めさせるというのは、公私を区別する意識が育たないのではないか。

http://it.nikkei.co.jp/internet/column/bureaucrat.aspx?n=MMITbm000020092006&cp=1の記事から引用。


まあ、そういう事です。
偉そうな言い方ですが、blogにしても、Mixiにしても、本来なら使えるだけの
知識量に達していないのに、インターフェイスが簡略化された所為もあって、
誰にでも使えてしまっているのです。
そういう意味では、悪いのは大概使う側ではあるのですが、
Mixiにも、安全性という点ではほぼ崩壊していたコミュニティを、
さも安全なように説明してきたツケが、株価の下落という形で巡って来たように思えます。