iPod nano vs……

iPod、なの。……あれ、これ、元ネタなんだったっけ……ONEの澪……だっけ?
ああ、駄目だ、もはや俺の記憶が永遠の世界行き。
というわけで、アップルがiPodの新機種、iPod nanoを発表、及び発売。


一般向けの売りとしては、カラー液晶搭載、縦90mm×横40mm×厚さ6.8mm、
重さ42gというコンパクト差だろうが、人によっては、ついにシリコンプレーヤーが
4Gの領域に踏み込んだという事の方が大きいかもしれない。
ハードディスクは壊れるはずだ、という信念に基づき、iPodを初めとする
HDDプレーヤーの購入に踏み切れていない、愛すべきオタクも少なくは無いはずだ。
(そして、彼らの信念が間違っているとは断言出来ないのだ)
そんな彼らも4Gという容量のシリコンプレーヤーの前には食指を伸ばすかもしれない。
いや、それは彼らの自慢のコレクションを全て納めるには決して充分なサイズでは無い。
下手をするとiPodの最大サイズである60Gを持ってしても充分とは言えないのかもしれないが……
そう、出来る事なら彼らは自慢のコレクション全てを安全に持ち歩きたいのだ。
その中に、年に一回聴く気になれるかどうか、わからないようなものがあっても、だ。
第一、いちいち持ち歩く曲を選ばなければならないというのは、彼らにとって面倒で仕方が無い。
しかしながら、彼らにとって、選別作業というものが一種愛すべき作業であるのも事実だ。
吟味に吟味を重ねた千曲余りの曲目を前に、おそらくは満足そうな顔でこう言うだろう。
「まあ、こんなもんかな」と。


対抗するかのように、ソニーウォークマンの新型を発表。
こちらのフラッシュメモリータイプは最大2G。しょっぱ。
いや、対抗するかのように4Gにしたら、もっとしょっぱいのか。