リプレイ・アンソロジー「デーモン・アゲイン」

アレクラストよ、我々は帰ってきた!というわけで、復活のバブリーズを含む、
3篇の短編リプレイを収録したリプレイ集、偶然発見出来たので迷うべくもなく購入。
バブリーズ以外の2篇はイラストレーターをプレイヤーとして迎えてという事で、
基本的に初心者向けのセッション。内容的にも、良くも悪くも初心者プレイヤーの
初心者らしい行動が目に付くものとなっております。
ちなみに、一話目ではマスターとして、二話目ではプレイヤーとして某ダイス目の魔女の
爆裂っぷりが拝めます。
「え?8ですんでた?ラッキー」
そんな、ひどい。


そして三度復活のバブリーズ。二度目は小説だけど。
バブリーズ・リターンの後の話という事で、アーチーとパラサは8レベル。レジィナも7レベル。
しかし、本当に恐ろしいのはスイフリーとフィリスの6レベル。
……いや、アーチーに引き続き、レジィナまで+3魔剣手に入れてるし、
猫の爪持ったグラスランナーの8レベルシーフなんてのも全く笑えない存在なんですが、
距離や達成値、ダメージの確実化をされて飛んでくる強力な攻撃魔法に加え、
透視、虚言感知などの呪文はきちんと対応を考えておかないとシナリオを崩壊させかねません。
……いや、これで崩壊するようなシナリオは作る方が悪いのですが、かといって
透視や虚言感知が全く役に立たないようにしてしまうのも、褒められたマスタリングとは言えないでしょう。
これだけのレベルのPCの相手となると、当然相手もそれなりのレベルということで、
今回の敵はLv12の上位魔神ザワンゼン。魔法は使ってこないものの、抜群の体力と、
なによりも精神汚染的な特殊能力が恐ろしい相手。
そんな魔神を相手にも冴え渡るは、我らが白い肌のダークエルフ、スイフリーの智謀。
内容はもちろん、見てのお楽しみということで。
ちなみにスイフリー(のプレイヤー)の基準は
「自分の出目は6まで。相手の出目は最低7」
だそうで。上記の魔女と比べると……


さすがに4度目の復活は難しいだろうから、これが最後のバブリーズかな?