NHKで疑似科学批判

動画:ttp://www.youtube.com/watch?v=9LNRYsyWgEY
NHKは決して好きでは無いのですが、きちんとゲーム脳に関して
全く科学的根拠の無いものだと放送した事に関しては賞賛したいと思います。
各民放の報道があまりにも無責任すぎるだけかもしれませんが。
番組中でも少し触れられていますが、物事の白黒を決め付ける
疑似科学……ゲーム脳理論はマスコミにとって担ぎやすい
錦の御旗だったんでしょう。
まあ、個人的には疑似科学に限らず世間全般において、
「自信満々に言い切る」ようなモノは信用しない方が良いと思います。
遊びレベルで済ませられる事ならともかくね。
なんでそんなに自信持てるのか不思議でしょうがないんですけどねえ。
もちろん、世間には自信を持つに値するだけの結果を出してきてる人もいるわけで、
そういう人が自信を持たないのもおかしな話なんですけど。


で、ゲーム脳の後に出てきたネタが、
水に綺麗な言葉をかけて凍らせると綺麗な結晶が出来、
汚い言葉をかけると汚い結晶が出来る云々といったもの。
……どっかで聞いた事があるような、と思ってたら
と学会年鑑BLUEに載ってました。
江本勝 著 『水は答えを知っている』 サンマーク出版
という本に書かれている理論です。
理論つーか、妄想ですが。
いや、ゲーム脳も科学的見地に立てば、同レベルの妄想なんですが。
更に驚かされたのは、この話が小学校の道徳の授業で使われているという話。
教育基本法改正なんて言ってるレベルじゃねーぞ
いや、本当に……理科・科学としてではなく、道徳だとはいえ、
いかんですよ、こういうのを子供に教えちゃ。