ぱにぽに だっしゅ 第2話

オタクな割にはあまりアニメを見ない俺が見てみましたよ、と。
絵は中の下なのか下の上なのか、なんにせよ悲観的な予想を上回る事も無い程度のレベル。
原作に似てるとはお世辞にも言えないキャラクターはキャラデザの所為なのか、
原画動画の限界なのか……そんな線の多いキャラでも無いのに……
それとも氷川へきるの絵には俺なんかには解らないだけで、真似をするには非常に難しい何かがあるのか……
いずれにしても、第1話見てなかったのは失敗だった。


声の方はそう悪くない感じだったけれども、ジジィの声は違和感あったかな……
逆にイメージに一番近かったのは姫子。
セリフに気になる部分があったけれども。まあ、それは台本の所為か。
エイリアンの艦長の麦人は渋すぎ。イカスぜ。
そう悪くないとはいえ、あまり個性を感じる声が無かった気がしなくもない。
これは、俺が最近の声優に関して知識とか興味を持ってない所為が大きいか。


で、内容について。
個人的な感想として、氷川へきるのギャグというのは少々難しいものだと思う。
非常にシニカルなネタであったり、シュールなネタであったり、まあそれくらいなら
他のギャグ漫画にだって幾らでもあるはずだけれども、
やはり最大の魅力にしてアニメ化にあたっては問題になるのが、あの「間」。
それを充分に表現出来ていたか、というと、出来ていたとは思えない。
とはいえ、全然笑えなかったのかというと、そうでもなく、まとめると、
作画レベルはお世辞にも高いといえず、内容も原作のテイスト……特に間を充分に
再現出来ているとは言えないが、それでもまあ、ぱにぽにだとは言える、
そこそこには笑えるアニメだったって感じ。あんまり褒めてねえなあ。


後、いくつか気になったところ列挙。
・ジジィがなんかクラスに対して悲観的。
「教師やめておけば良かった……」なんて言うキャラじゃないと思う。
・玲の性格も違う気がする。
「お前は結果のためになんでもするからダメだ」と犬神くんに言わせた女が
名前で呼ばれない程度、気にしない気がするんだけれども……


まあぶっちゃけ、現状で日本のアニメに……というかアニメ業界に、かな……
絵がへぼいだとか、動いてねえだとか、言うだけ無駄な状況なんでしょうけれども、
でもあれだ、本当にアニメを愛してるなら、オタクはアコギな商売許しちゃいかんですよ。
あ……でも、もう一部のオタクは悟り開いてる気がしてきた。
「TVとDVDは別物だから」とか言って……