のだめカンタービレ 二ノ宮知子 KC Kiss

講談社漫画賞を受賞した作品を、今更かと言われそうですが、只今ハマリ中。
今のところ6巻まで購入。……3日で。
シンプルだけど、面白い。こういう漫画を見ると、謎めいたヒミツだの、複雑な設定だの、
媚びへつらったキャラだの出せば面白いわけじゃねえんだと強く思わされます。
内容を簡単に説明すると……
音大を舞台に、才能を無駄に埋もれさせている変態、野田恵(のだめ)と、
彼女に惚れられた、有名ピアニストを父に持つ、こちらは才能を無駄にしてない俺様、
千秋真一の二人を中心に描かれる青春物語……って、面白くないね、こんな紹介。
上記の二人を中心に、世界的マエストロ(エロジジイ)やRock'nヴァイオリニスト
(ヴァイオリンの腕はFack'n)を交えて物語は進むわけですが、この二人にしても
そんなに突飛なキャラ設定というわけでなく、千秋も結構ありがちな俺様系性格だし、
まあ……主人公ののだめはかなりエキセントリックというか……変態というか……アレですが。
多分、少女漫画だからか、男向けに媚びた天然じゃないから良いんだろうな。
これを読んでるうちにクラシックを聴きたくなりました。
なっただけで終わるとは思いますが、物語の中でテーマになってるモノをやりたくなる作品、
例えば格闘技やりたくなる格闘漫画とか、漫画描きたくなる漫画家漫画とか、
パン造りたくなるパン漫画とか、魔女を殺したくなるオンラインゲーとかは、
やはり面白い、よく出来た作品である証拠だと思います。
(一部例に不適切な表現が(ry